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子供だけでなく保護者のサポートも行う小児科

「小児科」の看護師の役割と仕事内容について紹介します。子どものために何をするべきか、どのような心構えで働くべきかなど、小児科の看護師に必要な情報を紹介していきます。

子供だけでなく保護者のサポートも行う小児科
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子どもの味方になりましょう

子どもの味方になりましょう

小児科の看護師の仕事内容の特徴は、何と言っても子ども相手の仕事をするということです。大人と違い子どもは自分がどのような病気になっているか想像することができませんし、身体に起きている異変を上手に説明することができません。子どもと接し、子どもの気持ちを汲み取りましょう。子どもが必要としていること、不安、悩みを理解することが必要になります。小児科の看護師は子どもと医師の架け橋になるような役割が期待されます。
また入院をしている子どもや長期間病院に通っている子ども達は、そのことにより通常の生活から切り離されています。病気が治った後に普通の生活に戻れるようサポートをするのも小児科の看護師の仕事になります。時には反社会的な行動を注意するなど、優しくするだけでなく教育者の役割をする必要もあるでしょう。また重い病気を患っている子どもに接する時は、病気や障害を受け入れて生きていくためのサポートをする必要があるでしょう。通り一辺倒ではなく、子どもの成長に合わせたケアが必要になるはずです。

保護者に対するサポートも大切な仕事です

保護者に対するサポートも大切な仕事です

小児科では子どもを連れた保護者と接する機会が多くなります。保護者が子どもの容態などを説明する時は、その言葉を鵜呑みにするのではなく、裏に隠された意味についても察するようにしましょう。子どもが回復に向かうためには、保護者の理解とサポートが不可欠です。子どもの病気の内容について、今後どのような経過をたどるかについて理解をしてもらえるような説明をするようにしましょう。医師の説明だけでは分かりにくい場合は、間に入りより理解しやすいように説明をしましょう。病院でのケアや治療以外にも、自宅で保護者が子どものケアができるように適切な技術や知識を伝えることも大切になります。

服装に気を使いましょう

服装に気を使いましょう

小児科で働く看護師は、他の診療科目で働く看護師とは違うことがあります。小さな子どもが親しみを持てるような、かわいいマンガやアニメのキャラクターの絵や刺繍が入ったエプロンやグッズを身につけることがあるからです。病院などの医療機関側が用意してくれることもありますが、自分で用意するケースもあります。小児科の看護師のための通販サイトもありますので、機会がありましたらご閲覧ください。そもそもマンガやアニメが大好きで、オタク気質があるという看護師さんもいらっしゃるでしょう。そのような人は、自分が大好きなキャラクターを身につけられる環境で働けることが嬉しいかもしれません。小児科ならではの服装を良い仕事のモチベーションにして子どものために頑張りましょう。

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